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部屋干しするやつは何を選ぶ?置き型と吊り型の違いと選び方

洗濯物を干す場所を探して、カーテンレールやドアの上枠に掛けたままにしている状態が続くことがあります。売り場に並ぶ部屋干しするやつは、床に置く物干しラック、天井まで突っ張るポール型、壁と壁の間に渡すワイヤー型と形がばらばらで、商品写真だけでは自分の部屋に置けるかどうかが分かりません。

選び分けの基準になるのは、置く場所の実寸と、一度に干す洗濯物の量の2つです。

ライオンは洗濯物をこぶし大の間隔で離して風の通り道を作ることをすすめていて、この間隔を取れる長さがあるかどうかで乾き方が変わります。

本記事では、部屋干しするやつのタイプごとの構造の違い・干す場所別の選び分け・買う前に測る3か所を解説します。

すまいの四季 編集部

結露・すきま風・凍結・雪・雑草・虫・暑さ・台風まで、季節ごとの住まいの困りごとを市販のグッズで手当てする方法をまとめています。製品の仕様はメーカー公式と公的機関の情報で確認し、確認時点を添えて掲載しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

部屋干しするやつ選びで差が出るのは、置き場所の実寸と干す量

幅の広い物干しラックを選んでも、置ける場所が窓際しかなければ、洗濯物は冷えた窓のすぐ横で乾くことになります。

ライオンは部屋の端ではなく中央や鴨居(かもい)に干し、洗濯物どうしをこぶし大の間隔で離して風の通り道を作ることをすすめていて、この2つを満たせる場所が部屋のどこにあるかが、形を決める前の前提になります。

窓際しか空いていないなら、床置きで移動できるものを選び、干すときだけ部屋の中央へ引き出す使い方ができます。

次に見るのが、一度に干す洗濯物の量です。

バスタオルやシーツのような面積の大きいものは、ハンガー数本分の幅を一枚で使うため、枚数ではなく「何センチの物干し竿が埋まるか」で考えると外しません。

間隔を詰めて掛ければ干せる枚数は増えますが、風が通らない部分が残り、乾きが遅くなります。

賃貸で暮らしているなら、壁や天井に固定せずに済むかどうかも選択を左右します。

床置きタイプと突っ張りタイプは穴を開けずに設置でき、ワイヤー型やポールを壁に固定するタイプはネジ留めが前提の製品が中心です。

幅や段数から絞り込みたい場合は、部屋干しラックの選び方で干せる量と幅の関係を解説しています。

部屋干しするやつの種類は、床に置くか、突っ張るか、掛けるか

形はいくつもありますが、部屋のどこで支えているかで見ると4タイプに分かれます。支える場所が違えば、置ける部屋も、使わないときの収まり方も変わります。

床に置く物干しラック

脚を開いて自立させる構造で、使わないときは折りたたんで隙間に立てられる製品が多いタイプです。

干す場所を日によって変えられるので、昼間は部屋の中央、来客時は別室へ、といった動かし方ができます。

その代わり、広げたときの床面積をそのまま占有します。

床と天井で突っ張るポール型

床と天井の間で突っ張って固定し、ポールに取り付けたアームへ洗濯物を掛けるタイプです。

床に接する面積が小さく、洗濯機の横や部屋の隅に常設しやすい形ですが、対応できる天井高が製品ごとに決まっているため、設置できる部屋が限られます。

天井の下地や素材によっては使えない場合があるので、製品の表示を確認してください。

鴨居やドア枠に掛けるタイプ

和室の鴨居やドアの上枠に引っ掛けるだけで使えるタイプで、工具も設置スペースも要りません。少量を毎日干す使い方に向きますが、掛けた場所の戸は開け閉めしづらくなり、掛けられる重さも枠の形状に左右されます。

壁に渡すワイヤー型・ポール型

壁に本体を固定し、使うときだけワイヤーやポールを引き出して反対側の壁で受けるタイプです。

使わないときは本体が壁に収まるので、浴室や洗面所のような狭い場所でも動線を塞ぎません。

ネジで固定するため、下地の有無と、賃貸なら原状回復の条件が前提になります。

タイプ別に向いている人と、置きにくい部屋

同じ枚数を干すのでも、部屋の形によって置けるものが変わります。どのタイプが合うかは、床の空きと天井の条件、それに固定の可否で決まります。

タイプ構造上の特徴向いている人置きにくい部屋
床置きの物干しラック脚を開いて自立。折りたたんで収納できる製品が多い干す位置を日によって変えたい人、穴を開けられない賃貸住まいの人広げるだけの床面積が取れない部屋
突っ張りポール型床と天井の間で突っ張って固定。床の接地面積が小さい同じ場所に常設したい人、床をふさぎたくない人天井高が対応範囲外の部屋、照明や点検口が設置位置に重なる部屋
鴨居・ドア枠に掛けるタイプ引っ掛けるだけで設置できる。工具が要らない一人分の洗濯物を毎日少量ずつ干す人掛ける枠の形状が合わない部屋、その戸をよく開け閉めする部屋
壁に渡すワイヤー型・ポール型壁に固定し、使わないときは本体が壁に収まる浴室や洗面所で干したい人、通路を塞ぎたくない人壁に下地が無い場所、ネジ留めができない賃貸

向かない条件も書いておくと、床置きの物干しラックは、広げたまま何日も置く使い方だと生活動線を塞ぎ続けます。突っ張りポール型は一度立てると動かしにくいので、干す場所を季節で変えたい場合は合いません。

部屋干しするやつでよくある買い間違いは、高さの見落とし

幅だけを見て買うと、ズボンやロングワンピースの裾が床に着きます。

竿の高さから床までの寸法と、いちばん丈の長い衣類の長さを比べてから選んでください。

段違いに竿が並ぶ製品なら、上段に丈の長いもの、下段にタオル類という使い分けができます。

カーテンレールで代用している場合も、干す位置の問題が残ります。

窓際は室内でいちばん冷える面で、洗濯物の水分がカーテンやガラス面に移り、結露やカビの原因になります。

ライオンが部屋の中央や鴨居をすすめているのは、風が通る位置に洗濯物を置くためで、窓に張り付いた状態はその逆です。

レール自体もカーテンの重さを想定した部品で、濡れた洗濯物の重さを掛ける使い方は想定されていません。

もう一つ多いのが、干せる本数いっぱいまで詰めて掛ける使い方です。

こぶし大の間隔を空けると、同じ製品でも掛けられる枚数は見た目より減ります。

二人分以上を一度に干すなら、表示された全長より一回り余裕のある製品を選ぶと、間隔を詰めずに済みます。

乾きが遅い原因を切り分けたい場合は、部屋干しが乾かないときに見る3つの条件で手順を解説しています。

部屋干しするやつを買う前に測る3か所

測るのは、設置する床面の空き寸法、床から天井までの高さ、いちばん丈の長い衣類の丈の3か所です。床面は、洗濯物を掛けた状態で人が横を通れるかまで含めて考えると、実際に使ったときの窮屈さを避けられます。

天井高は、突っ張りポール型を検討しているなら必ず測ってください。

対応する天井高の範囲は製品ごとに違い、範囲外では固定できません。

梁(はり)や下がり天井がある部屋は、設置したい位置の真上で測る必要があります。

照明器具や火災報知器の位置も、ポールを立てる前に確認する箇所です。

衣類の丈は、洗って干したい服のうち最長のものを1枚選んで、ハンガーに掛けた状態で肩から裾まで測ります。

この数字より竿下の高さが短ければ、その服は床に着きます。

加えて、折りたたんだときの収納寸法も製品表示で確かめておくと、使わない季節にしまう場所で困りません。

耐えられる重さは製品ごとに表示が異なるため、布団やシーツのような重いものを掛けるつもりなら、表示された範囲内で使ってください。

部屋干しは道具だけで乾かない|風の通り道と洗剤を合わせる

干す道具を替えても、部屋の空気が動かなければ乾く速さは変わりません。

ライオンは菌を抑える段階として、洗濯槽に菌を持ち込まないこと、洗濯槽や洗濯物に菌を残さないこと、乾燥中に菌を増やさないことの3つを挙げていて、最後の段階に当たるのが早く乾かす工夫です。

扇風機や衣類乾燥除湿機、浴室乾燥機を併用する方法が示されています。

風を当てる位置で乾き方が変わるので、部屋干しのサーキュレーターの向きで風を当てる高さの目安を解説しています。

洗う側も合わせると、においの出方が変わります。

花王は、汚れをしっかり落とす、除菌する、抗菌タイプの洗剤や柔軟剤を使う、乾燥を早めて菌の増殖を抑えるという4点を挙げています。

ライオンのトップ クリアリキッド抗菌は100時間抗菌をうたい、部屋干し臭・干し忘れ臭・戻り生乾き臭を防ぐとしていて、粉末では部屋干しトップ 除菌EXが同社から出ています。

洗剤の選び分けは部屋干し用洗剤の選び方、においが出る仕組みそのものは部屋干しの臭いが出る原因で解説しています。

よくある質問

カーテンレールに干し続けてもいいですか

おすすめできません。

カーテンレールはカーテンの重さを前提にした部品で、濡れた洗濯物の重さは想定されていません。

窓際は室内で最も冷える面でもあり、結露やカビの原因になります。

ライオンは部屋の端ではなく中央や鴨居に干すことをすすめています。

突っ張りポール型は賃貸でも使えますか

壁や天井に穴を開けずに設置できる点では使えます。

ただし、天井の素材や下地によっては固定できない場合があり、対応する天井高も製品ごとに決まっています。

設置予定の位置で天井高を測り、製品の表示と取扱説明書を確認してください。

天井に跡が残るのを避けたい場合は、床置きの物干しラックのほうが条件を選びません。

浴室乾燥機があれば部屋干しするやつは要りませんか

浴室乾燥機で乾かすときも、洗濯物を掛ける竿やラックは必要です。

浴室の既設の物干し竿だけで足りるなら追加は要りませんが、家族分をまとめて干すと間隔が詰まりやすく、浴室内で使える小型の物干しラックやワイヤー型を足す選択肢があります。

入浴とのタイミングが合わない日に居室で干す想定があるなら、移動できる床置きタイプのほうが使い回せます。

エアコンの下に干せば早く乾きますか

風が当たる位置に干せば乾きは早くなりますが、運転モードによって室内の湿度の下がり方が変わります。

除湿と冷房の使い分けはエアコンで部屋干しを乾かす方法で解説しています。

吹き出し口の真下に長時間干すと、風が当たる面と当たらない面で乾きの差が出るため、途中で掛け替えると均一になります。

まとめ

部屋干しするやつは、置く場所の実寸と一度に干す量が決まれば、候補は床置き・突っ張り・掛ける・壁に渡すの4タイプのどれかに絞れます。幅だけでなく竿下の高さを測り、こぶし大の間隔を空けても足りる長さを確保しておくと、買ってから干し切れない事態を避けられます。

道具をそろえたあとは、風の通り道を作ることと、抗菌をうたう洗剤を合わせることで、乾く速さとにおいの出方が変わります。ぜひ本記事のタイプ別の比較表と、買う前に測る3か所を参考に、自分の部屋に置けるものを選んでください。

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