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雨樋の種類と選び方|半丸と角型の違い・サイズの見分け方

屋根の軒先を見上げると、雨樋の断面は半円か四角のどちらかになっています。

この形の違いが、積水化学の分類で言う半丸・角型・特殊型・くさり型という4タイプの入口です。

ホームセンターの棚にも両方の形が並んでいますが、写真だけでは自宅のものと同じかどうかは分かりません。

雨樋の種類という言葉は、形状の違いを指すのか、軒とい・集水器・竪といという3つの部材の違いを指すのか、塩ビ樹脂か金属かという素材の違いを指すのかで答えが変わります。

パナソニックのグランスケア PGR60のように、メーカーは独自のシリーズ名と品番で製品を分けています。

本記事では、4タイプの形状の見分け方・3部材それぞれの呼び方・品番から互換を確認する手順を解説します。

すまいの四季 編集部

結露・すきま風・凍結・雪・雑草・虫・暑さ・台風まで、季節ごとの住まいの困りごとを市販のグッズで手当てする方法をまとめています。製品の仕様はメーカー公式と公的機関の情報で確認し、確認時点を添えて掲載しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

雨樋の種類は形状・部材・素材の3つで語られます

雨樋は屋根に降った雨水を受けて地上へ流す設備で、軒先で水を受ける軒とい(のきとい)、集めた水を落とし口へ導く集水器、地上へ下ろす竪とい(たてとい)の3つが基本の構成です(積水化学)。売り場でも見積書でも「種類」という同じ言葉が使われるので、相手が形状の話をしているのか、部材の話をしているのかが混ざりやすくなります。

形状は積水化学の分類で半丸・角型・特殊型・くさり型の4タイプに大別され、部材は軒とい・集水器・竪といのどれを買うかという話、素材は塩ビ樹脂か金属かという話です。

自分が今どの階層を調べているのかを決めておくと、同じ「半丸」という語で軒といの断面だけを指す説明と、製品シリーズ全体を指す説明を読み分けられます。

交換や補修で部材を1つ買い足すだけなら、形状よりも既存の品番と合うかどうかが先に必要な情報になります。

雨樋の形状は半丸・角型・特殊型・くさり型の4タイプ

下から軒先を見上げて断面を確かめると、4タイプのどれに当たるかはその場で絞れます。積水化学の分類をもとに、形と該当しやすい家を並べます。

形状の呼び方断面の特徴該当しやすい家
半丸底が半円。塩ビ雨といの初期からの標準形状で、構造が単純なため他の形状より安い既存と同じ形で交換したい家、費用を抑えたい家
角型側面が平行な平面的デザイン。底面に座面の窪みがある外壁や軒のラインに合わせて直線的に見せたい家
特殊型半丸と角型のどちらにも当てはまらない断面屋根の形やデザインに合わせて品番が指定されている家
くさり型鎖を使う形で、竪といの位置に用いられる既存が鎖になっている家

半丸と角型は断面で見分ける

半丸は塩ビ雨といの初期からの標準形状で、多くの住宅で採用されていると積水化学は説明しています。

角型は側面が平行で、底面に座面の窪みがあるのが特徴です。

見上げたときに底が丸ければ半丸、底が平らで側面が垂直に立っていれば角型と考えて進めてください。

特殊型とくさり型はシリーズ名から追う

特殊型とくさり型は汎用の半丸や角型と並べて置かれている分類なので、同じ形を売り場で探すよりも、メーカーのシリーズ名と品番から絞ったほうが手数が少なくなります。

パナソニックは住宅用としてArchi-spec TOI、メタリック調軒といシリーズ(FS-II型・FS-I型)、グランスケア PGR60、シビルスケア PC77・PC50、ジェイスケア PJ70、パラスケア U105、たてとい60、KAKU RK85を公式の技術情報で公開しています。

軒とい・集水器・竪といは呼び方も製品も別です

形状が分かっても、買う対象は軒とい・集水器・竪といのどれなのかまで決めないと注文できません。

軒といは屋根の長さぶんつなぐ部材で、継ぎ手や曲がり、端部のふたが付属部材として別に並びます。

集水器は軒といから竪といへ水を受け渡す部材なので、軒といの形状と竪といの断面の両方に合うものを選びます。

竪といは壁に沿って下ろす管で、丸い断面のものと角い断面のものがあり、壁に留める部材とセットで考えます。

ここで形状を変えると、軒といを支える部材の種類や取り付け位置まで影響するため、形だけ先に決めて金物を後回しにすると作業が止まります。

雨樋を支える金具の種類と取り付け間隔は雨樋の金具の選び方で解説しています。

雨樋の素材は塩ビ樹脂が標準です

住宅用の雨樋で広く使われている塩ビ樹脂は、表面が滑らかで汚れが付きにくく、金属のように錆びません。

形状と色の選択肢が多く、軽量で施工しやすいという性質も積水化学が挙げています。

タキロンシーアイも塩ビの半丸どいを製品として公開していて、同じ半丸という形で複数のメーカーから選べる状態です。

見た目で素材を判断できない製品もあります。

パナソニックのメタリック調軒といシリーズのように金属調の見た目をうたうシリーズがあるため、シリーズ名だけでは素材も断面形状も分かりません。

既存の雨樋に足す場合は、シリーズ名と品番の両方を押さえてから選んでください。

品番の読み方と互換の見分け方はパナソニックの雨樋の特徴で解説しています。

形が同じでもつながらないことがある理由

半丸か角型かという分類は断面の形を表すだけで、寸法そのものを保証する表記ではありません。

軒といと竪といには呼び径のミリ表記がありますが、メーカーがそれぞれ独自のシリーズとして部材を組んでいるため、形が似ているからつながるとは判断できません。

互換の可否は、既存の部材の品番とメーカーのカタログを照らし合わせて確認します。

近い形の別品番を買うと、継ぎ手に差し込めないか、差し込めても隙間が残って接合部から水が漏れます。

軒といと集水器の組み合わせが合わないときは、雨が強い日だけ集水器のまわりからあふれる状態になり、原因が形状違いだと気づくまで時間がかかります。

継ぎ手の外し方と接着の順番は雨樋の補修を自分でやる手順、竪といの径と長さの測り方は雨樋のパイプの選び方で解説しています。

自宅の雨樋の種類を確認する順番

確認は4段階です。

まず軒先を下から見上げて、軒といの底が丸いか平らかを見ます。

次に集水器から下りている竪といの断面が丸か角かを見て、そのうえで部材に印字や刻印が残っていないかを確かめます。

品番が読み取れれば、メーカーの技術情報ページや商品ページで形状と部材構成を照合できます。

品番が見つからない場合は、施工した業者やメーカーの窓口に問い合わせて、既存シリーズの名称を教えてもらってください。

排水能力は、屋根の総面積と地域の降雨量に見合うもので選ぶという基準が積水化学から示されています。

数値はカタログの品番ごとの表に載っているので、自分で計算する前にそちらを見てください。

売り場で揃う部材の範囲とサイズの合わせ方は雨樋の部材はホームセンターで揃うかで解説しています。

よくある質問

半丸と角型で雨樋の詰まりやすさは違いますか

形状ごとの詰まりやすさの差は、メーカーの公開資料には書かれていません。

落ち葉が溜まるかどうかは屋根に張り出した枝があるかどうかで変わるため、形よりも立地で判断してください。

雨樋の掃除に使う道具と高所での注意点は雨樋掃除のやり方で解説しています。

軒といだけ角型に変えられますか

軒といの形状を変えると、水を受け渡す集水器と、軒といを支える金具の対応品まで変わります。単品だけ買い替えると接合できないことがあるので、集水器と支持部材を含めた同じシリーズの組み合わせで品番を確認してください。

雨樋の種類は塩ビ樹脂と金属のどちらを選べばいいですか

塩ビ樹脂は錆びず、汚れが付きにくく、色と形の選択肢が多くて軽いという性質が挙げられています。金属製との排水能力の比較は屋根の条件で変わるため、既存と同じ素材で揃えるか、メーカーのカタログで品番ごとの排水能力を見比べて選んでください。

まとめ

雨樋の種類を調べるときは、形状・部材・素材のどれを探しているのかを先に決めてください。

形状は下から断面を見れば半丸か角型かが分かり、残るのは軒とい・集水器・竪といのどれを買うかという判断と、既存の品番につながるかどうかの照合です。

排水能力は屋根の総面積と地域の降雨量に見合うものを選ぶという基準が示されているので、数値はメーカーのカタログで品番ごとに確かめてください。

ぜひ本記事の4タイプの一覧表と確認の順番を参考に、自宅の雨樋の形状と品番を照らし合わせてみてください。

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