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網戸の虫除けはどれが効く?スプレーと吊り下げの使い分け

網戸の虫除けはどれが効く?スプレーと吊り下げの使い分け

網戸を閉め切っているのに、夜になると照明のまわりに小さい虫が集まっています。

虫除け用品を探すと、網戸に吊るすタイプ、網戸に貼るタイプ、網戸自体を細かい目の網に張り替える方法が並んでいて、どれも「網戸 虫除け」で出てきます。

この3つは狙う虫の大きさがまったく違い、体長1mmほどのユスリカやチョウバエは、標準的な18メッシュの網の目を通り抜けます。

吊るすタイプを増やしても、通り道がふさがっていなければ入ってきます。

そのため選び方の起点になるのは、入ってくる虫の大きさと、どこから入っているのかという2点です。本記事では、網戸の虫除けで差が出る軸・吊るす/貼る/張り替えるの違い・タイプ別に向いている人・買う前の採寸と確認点を解説します。

すまいの四季 編集部

結露・すきま風・凍結・雪・雑草・虫・暑さ・台風まで、季節ごとの住まいの困りごとを市販のグッズで手当てする方法をまとめています。製品の仕様はメーカー公式と公的機関の情報で確認し、確認時点を添えて掲載しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

網戸の虫除けで差が出るのは「網の目より小さいか」と「隙間があるか」

虫除け用品のパッケージには対象害虫が書かれていますが、その前に自分の家の状況を2つに分けてください。

網の目そのものを通れる小さい虫が入っているのか、それとも網戸とサッシの隙間や、戸を開けた一瞬に入っているのかです。

ここを分けずに買うと、効果を感じられない買い物になりがちです。

一般的な網戸の網は18メッシュ(1インチあたり24本前後の製品もあります)で、目の一辺は1mm強あります。

ユスリカ、チョウバエ、アブラムシのように体の幅が1mm以下の虫は、網が破れていなくても普通に通過します。

反対にカ(蚊)やハエは網の目を通れないので、入ってくるとすれば隙間か開閉時です。

隙間側の代表は、引き違い窓で網戸を半分開けたときにできる、サッシの框(かまち)と網戸の縦框の重なりのずれです。

網戸の位置によって数ミリの通り道ができます。

ここは吊るすタイプでも貼るタイプでも埋まらないので、モヘアなどの隙間材で物理的にふさぐしかありません。

破れと外れも先に確認する

網が破れていたり、戸車の高さが合わずに下側が浮いていたりすると、どの虫除け用品を足しても侵入は続きます。

手のひらほどの破れなら補修テープで塞げますが、網全体が伸びて波打っているなら張り替えのほうが早いです。

破れの大きさによる線引きは網戸の補修テープで直せる範囲で解説しています。

下側が浮いて光が見える場合は網戸の戸車の交換方法で高さ調整の手順を解説しています。

吊るす・貼る・張り替えるの3タイプで何が変わるか

市販の網戸まわりの虫除けは、大きく3タイプに分かれます。構造が違うので、期待できる結果も違います。

吊るすタイプ(虫よけプレート・吊り下げ型)

薬剤を含んだ樹脂のプレートやネットを、網戸のレールや窓枠に吊るして使います。

薬剤が空気中に出ることで、寄ってくる虫を減らす狙いの作りです。

対象はユスリカやチョウバエなど、明かりに集まる小さい飛ぶ虫が中心で、製品の表示にない虫には期待できません。

効果は風の通り方に左右されるので、風上に吊るすと屋外へ流れてしまいます。

屋外に吊るす製品は雨と直射日光で消耗が早まり、有効期間の表示は目安と考えたほうが実態に近いです。

貼る・吹き付けるタイプ(網戸用スプレー・粘着テープ型)

網に薬剤を吹き付けるスプレーは、網の面に虫が止まりにくい状態を作ることを狙った製品です。

網の目そのものは塞がらないので、1mm以下の虫の通過を止める用途ではありません。

粘着テープ型は、網戸に貼って止まった虫を捕るタイプで、捕れた虫が見えるため効果が分かりやすい反面、見た目が気になる場所には向きません。

どちらも屋外側に施工すると雨で流れやすく、塗り直しや貼り替えが前提になります。

網を張り替える(細目メッシュ)

18メッシュから24メッシュ、さらに細かい30メッシュ前後の網に張り替えると、網の目より小さい虫の通過そのものを減らせます。

薬剤を使わないため、小さい子どもやペットがいる家でも成分を気にせず使えます。

代償として目が細かいほど風が通りにくくなり、外の景色も白くかすんで見えます。

風通しを重視する部屋では、体感がはっきり変わる点を覚えておいてください。

自分で張るなら道具一式が必要で、手順は網戸の張り替えを自分でやる手順で解説しています。

網戸の虫除けはタイプ別に向いている人が違う

タイプ狙える相手向いている人向かない人
吊るすタイプ製品表示にある小さい飛ぶ虫賃貸で加工したくない人。まず手軽に試したい人網の目を通る虫が大量に入る家。風が強く抜ける窓
網戸用スプレー網に止まる虫網に虫が張り付くのが嫌な人。範囲が広い窓塗り直しを続けたくない人。雨が直接かかる網戸
粘着テープ型網戸に寄る飛ぶ虫効果を目で確かめたい人。人目につかない窓玄関や来客の目に入る窓に使いたい人
細目メッシュへの張り替え網の目より小さい虫全般ユスリカやチョウバエが毎晩入る人。薬剤を使いたくない家庭風通しを最優先する人。費用と手間を抑えたい人
モヘア・隙間テープ隙間から入る蚊・ハエ網戸を半開きで使う引き違い窓の人網の目より小さい虫が主犯の家

組み合わせて考えるのが現実的です。網の目を通る虫には張り替えか細目のカバー、隙間にはモヘア、そのうえで明かりに集まる虫を減らすために吊るすタイプという順に足していくと、どこが原因だったのか切り分けながら進められます。

網戸の虫除けで失敗しやすい選び方

いちばん多いミスマッチは、1mm以下の虫が入っているのに吊るすタイプだけを増やすことです。

プレートを2つ3つ吊るしても網の目は変わらないので、侵入経路は残ります。

夜に部屋の明かりへ集まる小さい虫が毎晩入るなら、網の目を疑ってください。

次に多いのが、隙間を無視した対策です。

引き違い窓で網戸を真ん中に寄せたまま使うと、サッシの重なり部分に通り道ができます。

ここは薬剤では埋まりません。

網戸を端まで寄せて使うか、モヘアを貼って塞ぐほうが確実です。

槌屋の網戸用すき間モヘアシール No.6095は幅6mm×高さ9.5mm×長さ2mで、密で弾力のある毛足が戸の動きを妨げずに不均一な隙間を塞ぐ作りになっています。

国内の主要サッシメーカーでも採用されている素材です。

もう1つ挙げるなら、屋外側に室内用の製品を使うことです。

屋外用と表示のない吊り下げ型やテープは、雨と紫外線で想定より早く消耗します。

屋外に置くなら耐水をうたう製品を選んでください。

ゴキブリ対策として使われるアース製薬のブラックキャップにも、耐水処方で固定テープの付いた屋外用があります。

区分が防除用医薬部外品の製品は、用法用量と、子どもやペットへの配慮を製品表示どおりに守ってください。

買う前に測る・確認する3点

網の張り替えを選ぶなら、確認するのは網の寸法・メッシュ数・ゴム(押さえゴム)の太さの3点です。

寸法は網戸の枠の外寸を測り、上下左右に5cmほど余裕を見て幅と長さを決めます。

市販のネットは幅91cm・幅145cmといった規格で売られているので、枠より大きい幅を選んでください。

メッシュ数は数字が大きいほど目が細かく、18が標準、24でやや細か、30前後で小さい虫向けです。

押さえゴムは古いものを外して直径を測るか、外した実物を店に持って行くのが確実です。

太さが違うと、押し込んでも網が抜けたり、逆に入らなかったりします。

吊るすタイプやスプレーを選ぶ場合は、対象害虫の表示と使用場所(屋内用か屋外用か)を必ず見てください。

自分の家に入っている虫が表示にないなら、その製品では想定されていない相手です。

網を外す作業が絡むなら、先に網戸の外し方と外れないときの対処で手順を確認しておくと、当日に詰まりません。

張り替えを自分でやるか頼むかの分かれ目

細目メッシュへの張り替えは、1〜2枚なら自分でやる人が多い作業です。

必要なのはネット・押さえゴム・ローラー・カッターで、道具は使い回せます。

反対に枚数が多い家や、2階の窓で外す作業が危ない家では、頼むほうが安全です。

カインズ・リフォームのような網戸張替えサービスがあり、料金はサイズと網の種類で変わります。

持ち込みのほうが引き取りより安い傾向で、1枚あたり数千円台が中心という集計もあります(2026年8月時点の調査メディア調べ)。

枚数で損益が入れ替わるので、道具代と工賃を並べて考えてください。

判断の目安は網戸の張り替え料金と業者・DIYの損益分岐点で解説しています。

高所の窓を無理に外すのは転落の恐れがあるので、足場が不安な場所は業者に任せてください。

虫除けと同時にやっておくと差が出る掃除

網に付いたほこりと油汚れは、虫が止まる足がかりになります。

スプレー型の虫除けを使うときも、汚れた網の上からでは薬剤が均一に乗りません。

張り替え前でも吊るすタイプを使う前でも、まず網を水拭きしておくと、そのあとの対策が素直に働きます。

網戸は外さなくても、スポンジやメラミンスポンジで挟んで拭く方法で落とせます。

100均で手に入る道具でできる手順は網戸掃除を外さずにやる手順で解説しています。

ベランダに置いた鉢の受け皿や排水口の詰まりは、チョウバエの発生源になります。

網戸側だけを固めても、窓の外で虫が増えていれば入る数は減りません。

侵入口をふさぐ考え方と発生源を減らす考え方の関係は、入れない・住まわせないの二段構えでも同じ整理で解説しています。

よくある質問

網戸を閉めているのに小さい虫が入ってきます。なぜですか

体の幅が1mm以下のユスリカやチョウバエは、標準的な18メッシュの網の目を通り抜けます。

網が破れていなくても入ってきます。

細目のメッシュへ張り替えるか、網戸の位置をずらしてサッシの重なりに隙間ができていないかを確認してください。

吊るす虫除けは網戸の外側と内側、どちらに付けますか

製品の表示に従ってください。

屋外用と書かれていない製品を屋外に吊るすと、雨と紫外線で早く消耗します。

屋外に付ける場合でも、風下側に置かないと薬剤が屋外へ流れてしまいます。

細目の網に替えると風通しはどれくらい落ちますか

数値での比較はメーカーが公表していないので断定できませんが、目が細かいほど空気は通りにくくなります。窓を開けて風を取り込みたい部屋では体感が変わるという声があるため、全部の窓を細目にせず、虫が入る窓だけ替えるという選び方もできます。

殺虫スプレーを網戸に直接かけても大丈夫ですか

網戸への使用が表示されている製品を使ってください。

用途外のスプレーは、樹脂の枠やゴムパッキンを傷めることがあります。

使用後に体調の変化が気になる場合は、自己判断せず医療機関に相談してください。

賃貸でもできる網戸の虫除けはありますか

吊るすタイプと、貼ってはがせる隙間材が現実的です。

モヘアシールは粘着で貼るため、退去時にのりが残ることがあります。

貼る前に目立たない場所で試し、剥がし跡が気になるなら管理会社に確認してから使ってください。

まとめ

網戸の虫除けは、入ってくる虫が網の目を通れる大きさかどうかで選ぶものが変わります。

1mm以下の小さい虫が毎晩入るなら細目メッシュへの張り替え、蚊やハエなら隙間のふさぎと開閉時の対策、そのうえで明かりに寄る虫を減らす目的で吊るすタイプを足す、という順序が無駄のない進め方です。

薬剤系の製品は対象害虫の表示と屋内外の区分を守り、効果の持続は目安として考えてください。

網戸まわりの困りごとは掃除・破れ・戸車の不具合と絡み合うことが多いので、原因の切り分けから入りたい場合は網戸の困りごとまとめで入口ごとに解説しています。ぜひ本記事のタイプ別比較表と採寸の3点チェックを参考に、自分の家に入っている虫に合った対策から手を付けてください。

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