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防草シートの正しい貼り方は?下地処理とピンの間隔まで

防草シートの正しい貼り方は?下地処理とピンの間隔まで

敷いたばかりの防草シートで草が出てくるのは、面の真ん中ではなく継ぎ目の線と壁際です。貼り方で結果が変わるのは、シートの厚みよりも敷く前の下地づくりと、継ぎ目と端の処理だからです。

ピンを打つ間隔や重ねの幅は製品ごとに指定があり、ザバーンのように240と350というグレード違いを持つ製品もあります。

ただ、どの製品でも共通するのは、光と土が通る隙間を一か所も残さないという考え方です。

本記事では、敷く前の草取りと整地・手順ごとの理由・継ぎ目と端で起きる失敗の直し方・場所別の押さえ方を解説します。

すまいの四季 編集部

結露・すきま風・凍結・雪・雑草・虫・暑さ・台風まで、季節ごとの住まいの困りごとを市販のグッズで手当てする方法をまとめています。製品の仕様はメーカー公式と公的機関の情報で確認し、確認時点を添えて掲載しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

防草シートの仕上がりは、敷く前の草取りと整地で差がつく

刈った草の上にそのまま敷くと、切り株や固い茎が下から当たってシートに小さな穴が開きます。

スギナやチガヤのように地下茎で広がる草は、地面の下に残った茎から芽が出て、シートを押し上げることがあります。

草は根ごと取り、地面に残った石やコンクリートのかけらも拾ってください。

そのうえで地面を平らにならし、足で踏むか板で叩いて締めます。

凹みが残るとそこに雨水がたまり、土が流れて浮きができ、シートと地面のあいだに空間が生まれます。

わずかな光と土があれば草は発芽するので、この空間をなくしておくほど後が楽になります。

逆に少し盛り上がった場所は、シートが引っ張られてピンが抜けやすくなります。

除草剤で枯らしてから敷く方法もありますが、枯れきる前に覆うと、下で生き残った株がそのまま伸びます。薬剤や砂利との使い分けは庭の雑草対策まとめで解説しています。

防草シートを敷く手順は、水の流れる向きから考える

先に決めるのは敷く向きです。

雨水が流れていく方向を見て、継ぎ目の重ねが水の流れの上側から下側へかぶさるようにします。

逆向きにすると継ぎ目の口が水を受け、土と種が入り込みます。

  • ロールを仮置きして端を合わせる — 切ってからでは戻せないので、寸法は敷いた状態で決めます
  • 風のある日は四隅を先に仮留めする — あおられて寸法がずれ、ひとりでは押さえきれません
  • 重ね幅は製品の説明書の指定に従う — 狭いと継ぎ目が開き、そこだけ一列に草が伸びます
  • 継ぎ目は防草シート用の接着テープで閉じる — ピンだけではピンとピンの間が浮きます
  • ピンは継ぎ目と外周から先に打つ — 面の中央より、端のほうが早くめくれます
  • 最後に壁際や縁石際のすき間を切り足して埋める — 数ミリの隙間でも草の通り道になります

ピンの長さと本数は土の硬さで変えてください。

砂質で柔らかい地面ほど長いピンが要りますし、砂利や瓦礫が混じった地面では最後まで入らない場所も出てきます。

間隔の目安と抜けにくい打ち方は防草シートのピンの選び方で解説しています。

防草シートの失敗は継ぎ目・端・ピン穴の3か所で起きる

継ぎ目から一列に生える

重ね幅が足りないか、テープを省いた継ぎ目で起きます。

すでに生えている場合は、その草を根元から抜いたうえで、継ぎ目をまたぐ細長いシートを上から重ねて貼り、両側をピンで留めてください。

継ぎ目を開いて貼り直すより確実です。

壁際・縁石際にすき間が残る

ロール幅のまま敷いて端が届かず、数センチの土が見えている状態です。

ここは日も当たるので、庭全体でいちばん草が育つ場所になります。

細く切ったシートを差し込んで重ね、端をピンとテープで押さえます。

ブロック塀の際なら、シートを壁面に少し立ち上げてから留めると土が露出しません。

ピンが抜ける、穴が広がる

柔らかい土に短いピンを打つと、風でシートが動くたびに穴が広がり、そこから草が伸びます。

押さえ板やワッシャーの付いたピンに替えるか、本数を増やしてください。

抜けた穴が大きくなっているときは、補修用に小片を貼って塞ぎます。

こうした手直しの手間も含めた向き不向きは防草シートのデメリットと回避策で解説しています。

道具はカッター・巻尺・ハンマーの3つで足りる

必ず要るのは、シートを切るカッターかハサミ、寸法を測る巻尺、ピンを打つハンマー、そしてピンとテープです。

厚手の不織布はハサミだと切り口がよじれるので、カッターと定規を当てたほうがまっすぐ切れます。

軍手は草取りとピン打ちの両方で使うため、用意しておくと作業が速くなります。

代用が利くものと、利かないものを分けて考えてください。

巻尺は紐と目印で代用できますし、地面をならすレーキは角材でも間に合います。

一方で継ぎ目のテープを省くと、重ね幅を広げてピンを増やしても浮きは残ります。

薄手の安価なシートでどこまでできるかは、下地の状態と押さえ方で変わってくるので、100均の防草シートと専用品の境目で解説しています。

砂利を敷くか出したままかで、防草シートの押さえ方が変わる

砂利や砂で覆う場合

厚みが足りないとシートが顔を出し、その部分から先に傷みます。

歩く場所では砂利が動いて薄くなるので、縁石や見切り材で砂利の逃げ道を止めておくと厚みが保てます。

必要量と厚さの目安は防草シートの上に砂利を敷く手順で解説しています。

シートを出したまま使う場合

不織布は紫外線に弱く、露出した面から劣化が進みます。

出したまま使うなら、露出使用に対応しているかを製品の表示で確かめてください。

厚みと耐用年数の関係は防草シートの選び方で解説しています。

植栽のまわり・賃貸の庭

木や低木の株元を囲むときは、シートに切り込みを入れて幹を通しますが、切り込みの端が開いたままだとそこから草が出ます。

端をテープで留めるか、株元だけ砂利で押さえてください。

賃貸の庭では、ピン穴と砂利が原状回復の対象になることがあるため、敷く前に管理会社へ確認しておくと安心です。

敷く時期は草が伸びる前、点検は年に1回を目安に

作業しやすいのは、草が本格的に伸びだす前の3〜4月か、草を刈った直後です。

夏場は草の量が多くて下地づくりに時間がかかりますし、直射日光の下での作業は体にも負担がかかります。

真冬は地面が凍ってピンが入りにくくなる地域もあるので、土の状態を見てから決めてください。

敷いた後は、年に1回、草が伸びだす季節の前に継ぎ目と外周を歩いて見てください。

確かめるのは、テープの浮き、ピンのゆるみ、端のめくれ、砂利の薄くなった場所の4点です。

早く見つけた浮きはテープとピンで直せますが、めくれたまま一夏を越すと、その下の土に種が入って作業量が増えます。

なお、シートを敷いても飛んできた種が上の砂利や土で発芽することはあり、雑草がまったく出ない状態にはなりません。

よくある質問

防草シートの上に土を置いて花を植えられますか

土を乗せれば飛んできた種がその土で発芽するので、シートの上で草が育ちます。植栽をしたい場所は、シートを切って株元を開けるか、プランターを置く形にしたほうが管理が楽です。

古い防草シートの上に重ねて貼れますか

物理的には重ねられますが、下のシートの波打ちやピン穴の凹凸が残り、新しいシートが密着しません。めくれや破れが広い範囲に出ている場合は、剥がして下地を作り直すほうが結果が安定します。

コンクリートやアスファルトの上には貼れますか

ピンが打てないため、専用の接着テープや重しで固定する方法になります。

ただし端が浮きやすく、風の影響も受けます。

舗装の割れ目から生える草が目的なら、割れ目を補修材で埋める手当てのほうが向いています。

除草剤をまいてからどのくらいで敷けますか

製品の説明書に記載された効果の出る期間を待ち、草が枯れて茎が倒れてから敷いてください。枯れきる前に覆うと、下で生き残った株が伸びてシートを押し上げます。

まとめ

貼り方で差が出るのは、下地の草取りと整地、継ぎ目の重ね、端のすき間の3か所です。

シートの厚みを上げても、この3つを飛ばせば同じ場所から草が出ますし、反対に薄手でも下地と端をていねいに処理すれば生える量はかなり減ります。

敷いた後は年に1回、継ぎ目と外周を見て、浮きとゆるみを早めに直してください。

ぜひ本記事の手順リストと、継ぎ目・端・ピン穴という3か所のチェックを参考に、敷く前の下地づくりから順に進めてください。

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