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除湿剤の置き場所の決め方|湿気が溜まる位置の見つけ方と目安

クローゼットの床に置いた除湿剤のケースが、3か月経っても空のままということがあります。

置き場所が合っていません。

塩化カルシウムのタンクタイプは空気中の水分に触れて溶けていく仕組みで、湿った空気が溜まる場所に置かないと水は増えません。

湿った空気は冷たく重いので下へ沈み、クローゼットなら床、押し入れなら下段の奥が溜まり場になります。

本記事では、除湿剤を置く高さの決め方・置き場所を間違えたときに起きること・場所別の置き方と交換の目安を解説します。

すまいの四季 編集部

結露・すきま風・凍結・雪・雑草・虫・暑さ・台風まで、季節ごとの住まいの困りごとを市販のグッズで手当てする方法をまとめています。製品の仕様はメーカー公式と公的機関の情報で確認し、確認時点を添えて掲載しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

除湿剤の置き場所は「低い位置」から決める

塩化カルシウムのタンクタイプは、空気中の水分に触れると溶け始めて最後は液状になります(エステー)。

触れる空気が乾いていれば、何日置いても液は溜まりません。

置き場所を決めるときは、その空間でいちばん低く、かつ空気が動きにくい場所を探してください。

クローゼットと押し入れでの位置

  • クローゼットは床に直置きします。ハンガーに掛けた衣類の下は空いていることが多く、湿った空気がそこに溜まります。
  • 押し入れは下段の奥に置きます。上段だけに置くと、下段の布団まわりの湿気が残ります。
  • 収納の幅が1間(約180cm)あるなら、左右に1個ずつ分けて置いてください。1個を中央に置くより、端に溜まった空気にも届きます。
  • 衣装ケースの中に入れるなら、ケースごとにシートタイプを1枚敷きます。ふた付きのケースは外の空気と入れ替わらないので、外に置いた除湿剤の影響を受けません。

タンクタイプは自身の重さの3〜4倍の水分を吸収するため、クローゼットや押し入れのような広い空間に向いています(エステー)。

反対に、靴の中や引き出しのような狭い空間には、液がこぼれない形のものを選んでください。

置き型とシート型の作りの違いは除湿剤の選び方で解説しています。

置いてはいけない場所

タンクタイプの上や横に、衣類や紙を直接触れさせないでください。

溜まる液は塩化カルシウムの水溶液でアルカリ性です(エステー)。

倒れたり、ふたの通気口から染み出したりしたときに、触れていたものが濡れます。

棚板の上に置くなら、下に何も置かない段を選んでください。

置き場所を間違えると何が起きるか

いちばん多い結果は「何も起きない」ことです。

空気が流れる通路や、人の出入りで換気される場所に置くと、液がほとんど溜まらないまま期限だけが過ぎます。

ドライペット コンパクトの有効期間は2〜4か月、ドライペット スキットは3〜6か月とされていますが、これは季節や湿気の状態で変わる目安です(エステー)。

3か月で満タンになる家もあれば、半年でも半分という家もあります。

もう一段まずいのが、倒して液をこぼす置き方です。

金属に液が付いたままだとサビの原因になります(エステー)。

スチールラックの棚板、ミシン、工具箱の近くに置いていると、こぼれたことに気づかないまま金属が傷みます。

ぐらつく棚の上や、扉の開閉で当たる位置には置かないでください。

床が畳や木のフローリングの場合、こぼれた液を拭き残すと跡が残ります。

フタ付きで液が固まるタイプを選ぶか、下に受け皿を敷いておくと後始末が楽になります。

捨てるときは皮膚につかないよう注意し、多量の水と一緒に流します。

シンクや洗面台に成分が残らないよう、しっかり水で流してください(エステー)。

容器の分別と液の流し方は除湿剤の捨て方で解説しています。

除湿剤の周りにカビが出たときの直し方

除湿剤を置いていた場所にカビが出ることがあります。除湿剤が届く範囲は限られていて、同じ収納の中でも空気が動かない隅では湿気が残るためです。

拭き取りの手順

木材など柔らかい部分は、カビ取り剤を吹きかけて少し置いてから拭き取ります。

硬い部分はエタノールで拭いてください。

いずれも強く擦らないでください(エステー)。

擦ると表面の繊維を削って、そこにカビが入り込みます。

塩素系のカビ取り剤を使うときは、必ず単独で使ってください。

「酸性タイプ まぜるな危険」の表示がある製品や食酢と混ざると、人体に有害な塩素ガスが発生します。

別の洗剤を続けて使うときは、必ず水で充分に洗い流してからにしてください(ジョンソン)。

押し入れの天井のような目線より上にはスプレーせず、柄つきのスポンジに液を付けて塗ります。

作業中は戸や窓を開け、換気扇を回して換気をよくしてください。

置き場所を1か所増やす

拭き取ったあと、カビが出た位置のそばにもう1個足してください。

1個の除湿剤で収納全体をまかなえるとは限らず、空気が動かない隅は個別に手当てするほうが現実的です。

衣類を詰め込みすぎていると空気の通り道がなくなるので、収納量を2割ほど減らすことも同時に試してください。

置き場所別の交換の目安

交換時期は日数ではなく、溜まった液の量で判断します。容器の満水線に達していたら、期限内でも取り替えてください。

置き場所置き方見直すタイミング
クローゼット床に直置き、幅があれば左右に分ける衣替えのとき(年2回)に液量を確認
押し入れ下段の奥に置く布団の出し入れのたびに確認
下駄箱最下段に置く梅雨入り前と梅雨明けに確認
衣装ケース内ケースごとにシートタイプふたを開けたときに確認
玄関・洗面所の床壁際で人が蹴らない位置月1回、液量を目視

有効期間を過ぎたら放置せず、使用開始から1年以内に必ず取り替えてください(エステー)。

液が溜まっていないからまだ使える、という判断はしないほうがよいでしょう。

空の状態が続くのは吸湿が終わったからではなく、その場所に湿気が来ていないからで、別の場所へ移すほうが役に立ちます。

畳数に対する置き個数の考え方は部屋に置く除湿剤の選び方で解説しています。

繰り返し使えるタイプは置き場所と干し場所をセットで決める

シリカゲルB型は天日干しで吸湿効果が戻ります。

再生サインがピンクになったら、直射日光でブルーに変わるまで干してください(エステー)。

塩化カルシウムのタンクタイプとシートタイプは使い切りで、詰め替えタイプだけは容器を繰り返し使えます。

再生タイプを選ぶなら、干す場所を先に確保しておいてください。

ベランダのない住まいや、日中に洗濯物で物干しが埋まる家では、再生の機会を逃してピンクのまま放置することになります。

下駄箱や靴の中のように出し入れが多い場所は再生タイプと相性がよく、クローゼットの床のように半年開けない場所は使い切りのタンクタイプが合います。

干し方と寿命の考え方は繰り返し使える除湿剤の仕組み、靴まわりの使い分けは靴の除湿剤の選び方で解説しています。

よくある質問

除湿剤は高い場所に置いても意味がないですか

湿った空気は冷たく重いので下に沈み、低い位置のほうが多くの水分に触れます。棚の上段しか空いていないなら置いて問題ありませんが、下段が空くなら下段を優先してください。

クローゼットに何個置けばいいですか

製品ごとの適用範囲は表示で確認してください。

ファクトとして畳数の目安は示せませんが、幅のある収納では中央に1個より、左右に分けるほうが空気に触れる範囲が広がります。

3か月経っても液が溜まらなければ個数ではなく位置を見直してください。

溜まった液がこぼれて金属に付きました

液は塩化カルシウムの水溶液で、金属に付いたままだとサビの原因になります(エステー)。

水で洗い流し、乾いた布で水気を拭き取ってください。

皮膚に付かないよう気をつけてください。

床下に除湿剤を置くのは効果がありますか

床下は容積が大きく外気とつながっているため、室内の収納と同じようには考えられません。条件によって向き不向きが分かれるので、床下の除湿剤は効果があるかで確かめる条件を解説しています。

まとめ

除湿剤の置き場所は、その空間でいちばん低く、空気が動きにくいところを選んでください。

クローゼットなら床、押し入れなら下段の奥です。

金属や衣類が触れる位置を避けておけば、倒れたときの被害も小さくなります。

3か月経っても液が溜まらないなら、製品を替えるより置き場所を変えるほうが結果につながります。ぜひ本記事の置き場所別の交換の目安表を参考に、いま置いてある1個の位置から見直してみてください。

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