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隙間テープはどこに貼る?窓・ドア・引き戸別の貼り方のコツ

隙間テープはどこに貼る?窓・ドア・引き戸別の貼り方のコツ

サッシのレールに貼った隙間テープが、翌朝には端から浮いています。

原因のほとんどは、貼る前にアルミ面の油汚れと水滴を拭き切れていないことです。

隙間テープは粘着剤だけで止まっているので、下地が湿っていたりほこりが乗っていたりすると、数日で浮いてきます。

もうひとつ多い失敗が厚みの選び間違いで、5mmの隙間に10mm厚のスポンジを押し込むと、窓の締まりが固くなったり鍵がかからなくなったりします。測ってから買うだけで、この2つはほぼ避けられます。

本記事では、貼る前の下地づくりの手順・幅と厚みの合わせ方・サッシや玄関ドアなど場所別の貼り方・すぐ剥がれるときの直し方を解説します。

すまいの四季 編集部

結露・すきま風・凍結・雪・雑草・虫・暑さ・台風まで、季節ごとの住まいの困りごとを市販のグッズで手当てする方法をまとめています。製品の仕様はメーカー公式と公的機関の情報で確認し、確認時点を添えて掲載しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

隙間テープの貼り方は、貼る前の拭き取りで決まります

作業そのものは10分ほどで終わりますが、うまくいくかどうかは切る前の2工程で決まります。

隙間の幅と深さを測る

まず、閉めた状態で隙間の幅を測ってください。

窓やドアが閉まる力で少し潰れる前提なので、実寸よりわずかに厚いものを選ぶと風が止まりますが、可動部では潰れ過ぎると建具に負担がかかります。

溝のように深さがある場所なら、深さも測ってください。

ニトムズの気密パッキンにD型・V型といった断面形状があるのは、この幅と深さの組み合わせで使い分けるためです。

素材とタイプの違いから絞りたい場合は、スポンジ・モヘア・ゴムの使い分けで解説しています。

貼る面を脱脂して乾かす

次に、貼る面を中性洗剤を薄めた水で拭き、乾いた布で水気を取ります。

アルミサッシの下枠には、外気のほこりと油分が混ざった膜が付いていることが多く、見た目がきれいでも指でなぞると黒くなります。

拭いたあとは完全に乾くまで待ってください。

濡れたまま貼ると、粘着剤が水の膜に乗るだけで下地に定着しません。

冬場は気温が低くて粘着が働きにくいので、暖房を入れた部屋で作業するほうが失敗が少ないです。

端から少しずつ押し当てる

切るのは貼る直前です。

剥離紙は全部はがさず、端を5cmほどめくって位置を決め、そこから少しずつ送りながら押し当てていきます。

一度に全部はがすと、テープ同士がくっついたり位置がずれたりして、貼り直しのたびに粘着力が落ちます。

コーナーは引っ張らずに、少し余らせて突き当てるように貼ってください。

引っ張って貼ると、時間が経つとスポンジが縮んで角に隙間が戻ります。

厚すぎるテープを貼ると、窓とドアが閉まらなくなります

迷ったら厚いほうという選び方が、この用品ではいちばん危ないです。

10mmの隙間に合わせるつもりで厚手を選び、実際の隙間が5mmだった場合、窓は最後まで動かず、クレセント錠のかかりが浅くなります。

玄関ドアなら、戸当たりに厚いパッキンを回したことで鍵が回りにくくなったり、閉めるたびに大きな力がいる状態になったりします。

丁番(ちょうばん)やラッチは毎日その力を受け続けるので、部品の傷みにもつながります。

反対に薄すぎると、閉めても隙間テープが相手側に触れず、風はそのまま通ります。

貼ったのに何も変わらないと感じるときは、たいていこちらです。

貼り終えたら必ず開け閉めして、鍵が普段と同じ軽さでかかるかを確かめてください。

固いと感じたら、その場で薄いものに替えるか、貼る範囲を上下だけに減らすほうが安全です。

そもそもどこから風が入っているか特定できていないなら、貼る前の確認が先です。風の入り口の探し方はすきま風対策のやり方で解説しています。

隙間テープがすぐ剥がれるときの直し方

端から浮いてくる

もっとも多いのが下地の拭き残しです。

いったん全部はがし、洗剤で拭いてから完全に乾かし、新しいものを貼り直してください。

はがしたテープを再利用すると粘着面にほこりが付いているので、短くても貼り直しは新品で行います。

貼った直後に浮く場合は、コーナーで引っ張っていないかも確認してください。

結露や雨で濡れる場所に貼っている

窓の下枠や玄関の外側は、水がたまる場所です。

室内用のスポンジは水を吸って膨らみ、粘着面から水が回って端が浮きます。

雨がかかる位置には、ニトムズの屋外用防水すきまテープのように防水・耐候をうたう製品を選んでください。

結露側が根本の原因なら、テープを替える前に水滴を減らす手当ても要ります。

窓ごとの対策の選び分けは結露対策はどれが効くかで解説しています。

凹凸のある面に貼っている

木製建具の木目や、型板ガラスの凹凸面は、平らなテープだと点でしか接していません。

ニトムズの気密パッキンはEPDMゴムを主成分とした柔軟な発泡体で、凹凸面になじみ、止水性にも優れるとしています。

相手が不均一な隙間で、しかも戸を動かす場所なら、モヘアという毛足のあるタイプのほうが向いています。

用意する道具は、メジャーとハサミと中性洗剤だけです

必須なのは、隙間を測るメジャーか定規、テープを切るハサミ、中性洗剤を薄めた水と乾いた布の3つです。カッターでも切れますが、スポンジやゴムは刃が入りにくく断面がつぶれやすいので、よく切れるハサミのほうが仕上がりがそろいます。

あると楽なのが霧吹きと、粘着をはがすときのドライヤーです。

霧吹きは洗剤水を吹くのに使い、ドライヤーは古いテープをはがすときに低温で当てて粘着剤をやわらげます。

熱を当て続けると樹脂部品が変形するので、離した位置から短く当ててください。

ヘラは指の腹で代用できます。

シール剥がし剤は成分によって塗装やゴムを傷めるため、使うなら目立たない場所で試してからにしてください。

場所別の隙間テープの貼り方|サッシ・玄関ドア・引き戸

アルミサッシの窓

窓で風が入るのは、左右の窓が重なる召し合わせ部と、下枠のレール脇、そして上枠との間です。

貼るのは動かない枠側が基本で、可動する障子(しょうじ)側の下端に厚く貼るとレールで削れて、繊維やスポンジのかすが溜まります。

レールの上に直接かぶせる貼り方も、戸車の走行を妨げるので避けてください。

窓の寒さ全体をどう組み合わせるかは、断熱シート・カーテン・テープの使い分けで解説しています。

玄関ドア

開き戸では、ドア枠の戸当たり部分に貼るのが基本です。

ドアの縁に貼ると、閉まる瞬間にこすれて端からめくれます。

ドア下の隙間は幅が大きく、雨や砂も当たるので、テープよりドア下用の部材のほうが向く場合があります。

位置ごとの選び分けは玄関ドアの隙間風対策で解説しています。

引き戸と網戸

引き戸と網戸は、閉じても左右の隙間が上下で揃わないことが多く、スポンジやゴムでは動きが重くなります。

ここでモヘアが使われるのは、密で弾力のある毛足が戸の動きを妨げずに不均一な隙間をふさぐためで、国内の主要サッシメーカーでも採用されています。

槌屋の網戸用すき間モヘアシール No.6095は幅6mm×高さ9.5mm×長さ2mで、ホワイトとブロンズがあるため、サッシの色に近いほうを選べます。

隙間テープの貼り替えは1シーズンごとが目安です

スポンジタイプは押しつぶされたまま形が戻らなくなり、屋外面では紫外線で表面が粉っぽく崩れてきます。

指で押して弾力が返ってこなくなったら、風を止める働きは終わっています。

EPDMのパッキンは耐候性・耐熱性・耐久性に優れるとされていて、屋外に近い場所ではスポンジより長く使えますが、それでも年に一度は状態を見てください。

賃貸では、暖かくなった時期にいったんはがすほうが跡が残りにくいです。

粘着剤は時間が経つほど硬化して下地に移りやすく、数年貼ったままにすると、はがした跡が黒い帯になって残ります。

貼る前に、目立たない場所で一度貼ってはがし、塗装が持っていかれないかを確かめておくと安心です。

よくある質問

隙間テープは動く側と枠側のどちらに貼りますか

動かない枠側に貼ってください。

動く建具に貼ると、開け閉めのたびに端がこすれてめくれ、削れたかすがレールに溜まります。

引き違いの召し合わせ部のように、どちらも動く場所では、閉めたときに相手が面で当たる側を選びます。

結露する窓の下枠に貼っても大丈夫ですか

室内用のスポンジは水を吸うので、下枠のように水がたまる位置には向きません。

濡れる場所には防水・耐候をうたう屋外用か、水に強いEPDMのパッキンを選んでください。

そのうえで、こまめに水滴を拭き取ることと、シーズンが終わったらはがして乾かすことでカビの発生を抑えられます。

ドアの閉まりが固くなったらどうすればいいですか

厚みが隙間に対して大きすぎます。

薄いものに替えるか、貼る範囲を上下の一部だけに減らしてください。

無理に押し込んで使い続けると、ラッチのかかりが浅くなり、丁番にも力がかかり続けます。

網戸の隙間にも普通の隙間テープを使えますか

スポンジやゴムでは網戸が重くなり、動かすうちに端がはがれます。

網戸や引き戸には、戸の動きを妨げないモヘアタイプを選んでください。

網戸用のモヘアシールは幅と高さの規格が分かれているので、隙間の実寸に近いものを選びます。

まとめ

隙間テープでうまくいくかどうかを決めるのは、貼る技術よりも、閉めた状態で幅と深さを測ることと、貼る面を脱脂して完全に乾かすことです。

厚みは大きいほうが有利ではなく、窓やドアの締まり具合を確かめながら決めます。

屋外や結露する場所なら防水・耐候の製品、網戸や引き戸ならモヘアと、場所ごとに素材を替えるほうが長持ちします。

ぜひ本記事の測り方の手順と場所別の貼り方を参考に、風の入り口から順に手当てしてみてください。

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