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床のカビの取り方|畳とクッションフロアで変わる手順

押し入れの床板や窓際のフローリングの隅に、黒い点が散っていることがあります。

掃除機をかけても水拭きしても、しばらくすると同じ場所に出てくることがあります。

床のカビは、薬剤を出す前に窓やドアを2か所以上開けて換気し、ゴム手袋と保護眼鏡を着けるところから始めます。

エステーは、木材など柔らかい部分にはカビ取り剤を吹きかけて少し置いてから拭き取り、硬い部分はエタノールで拭く方法を示していて、どちらも強く擦らないことを条件にしています。

本記事では、床のカビ取りの手順・塩素系カビ取り剤を使うときの安全確認・床材ごとに変わる進め方・やり直しの利かない失敗を解説します。

すまいの四季 編集部

結露・すきま風・凍結・雪・雑草・虫・暑さ・台風まで、季節ごとの住まいの困りごとを市販のグッズで手当てする方法をまとめています。製品の仕様はメーカー公式と公的機関の情報で確認し、確認時点を添えて掲載しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

床のカビ取りは、換気と乾いた拭き取りから始めます

手順の先頭に来るのは薬剤選びではなく換気です。

ジョンソンは塩素系のカビ取り剤の使い方として、戸や窓を開ける、換気扇を回すなどして換気をよくすること、換気扇と同時に窓やドアを2か所以上開けると効率が上がることを挙げています。

床の作業は体勢が低く、顔が薬剤を塗った面に近づくので、風の入口と出口を作ってから始めてください。

作業前にそろえるもの

  • 保護眼鏡またはゴーグル(ジョンソンは目を守るために着用を挙げています)
  • ゴム手袋
  • 乾いた布かペーパータオル
  • 柄つきのスポンジ

硬い面と木の面で拭き分ける

エステーは、除湿剤の周りにカビが出たときの手当てとして、木材など柔らかい部分にはカビ取り剤を吹きかけて少し置いてから拭き取り、硬い部分はエタノールで拭く方法を示しています。

共通の条件は、どちらも強く擦らないことです。

置いておく時間は製品ごとに違うため、容器に書かれた使用方法に従ってください。

拭き取ったあとは乾いた布で水気を取り、窓を開けたまま風を通して乾かします。

塩素系のカビ取り剤は単独で使い、酸性のものと続けません

塩素系のカビ取り剤の主成分は次亜塩素酸ナトリウムで、成分を安定させるためアルカリ性にしてあります。

「酸性タイプ まぜるな危険」の表示がある製品や食酢と混ざると人体に有害な塩素ガスが発生するので、ジョンソンは塩素系を単独で使うこと、別の洗剤を続けて使う場合は必ず水で充分に洗い流してから使うことを挙げています。

床の手入れにクエン酸や食酢を使っているなら、同じ場所で続けて使う手順そのものを組まないでください。

巾木や壁際はスプレーせずに塗って付ける

ジョンソンは、壁や天井など高い所には柄つきのスポンジなどに液を付けて塗ること、目線より上にはスプレーしないことを挙げています。

床のカビが巾木(はばき、床と壁の境目にある細長い部材)まで続いているときも、立ち上がり部分は塗って付けるほうが飛沫が顔の側に向きません。

塩素系を使いにくい素材や場所もあるので、選び分けは塩素系と非塩素系の使い分けで解説しています。

フローリングと押し入れでは、床のカビ取りの進め方が変わります

フローリングの床

表面の仕上げが製品によって違い、カビ取り剤が使える素材かどうかは容器の表示に書かれています。

表示にない素材へ使うと、色が変わっても塗り直すまで元に戻りません。

ワックスを塗った床は手順がさらに分かれるので、フローリングのカビの取り方で解説しています。

押し入れとクローゼットの床

床に置いた除湿剤の周りが白い木肌のまま黒ずむことがあり、エステーはこの場合の手当てとして木材にはカビ取り剤、硬い部分にはエタノールを挙げています。

容器に溜まった液体は塩化カルシウムの水溶液でアルカリ性です。

皮膚につかないよう注意し、金属に液が付いたままだとサビの原因になるとエステーは案内しているので、倒してしまったら床材と金具の両方を拭き取ってください。

窓際の床

結露が落ちる位置の床は、サッシのすぐ下だけが帯のように黒くなります。同じ湿気でカーテンの裾にも点が出ていることがあり、生地は洗えるかどうかで扱いが変わるため、カーテンのカビの落とし方で解説しています。

擦った跡と色抜けは、あとから元に戻せません

エステーが強く擦らないことを条件にしているのは、木材の表面が柔らかいからです。ブラシやメラミンスポンジで削ると、黒い点が薄くなっても毛羽立った跡が残り、そこに汚れが入って前より目立つことがあります。

酸性のものと続けて使ってしまったとき

ツンとしたにおいが立ったら、その場で作業をやめて窓と戸を開け、部屋から離れてください。

塩素ガスは人体に有害です。

目やのどに刺激が残る、息苦しいなど体調に変化がある場合は、自己判断で様子を見ずに医療機関に相談してください。

同じ場所にまた黒い点が出たとき

拭き取りの失敗ではなく、その場所に湿気が集まり続けていると考えたほうが手当ての順番が決まります。布団やマットレスを床に直接敷いている場合は、床側と寝具側の両方に点が出ていることがあり、寝具の手当てはマットレスのカビの取り方で解説しています。

必要な道具と、除湿剤の取り替えに合わせた見直し

なくては始められないのはゴム手袋と保護眼鏡で、この2つは代用が利きません。

柄つきのスポンジは壁際の立ち上がりに塗るときに使い、平らな床だけなら布とペーパータオルで足ります。

硬い面はエタノールで拭く方法がエステーから示されているので、塩素系を持っていない場合の一手目にできます。

見直す間隔は、押し入れやクローゼットなら除湿剤の取り替えに合わせると決めやすいです。

エステーのドライペット コンパクトは有効期間2〜4か月、ドライペット スキットは3〜6か月で、季節や湿気の状態によって変わります。

有効期間を過ぎても放置せず、使用開始から1年以内に必ず取り替えるよう案内されています。

塩化カルシウムのタイプは自身の重さの3〜4倍の水分を吸うため広い空間に向き、シリカゲルB型は再生サインがピンクになったら直射日光でブルーに変わるまで干すと吸湿効果が戻ります。

よくある質問

床のカビにエタノールと塩素系のカビ取り剤、どちらを使いますか

エステーは、木材など柔らかい部分にはカビ取り剤、硬い部分にはエタノールという分け方を示しています。

まずその床が木のままの面か、塗装やシートで覆われた硬い面かを見てください。

判断がつかない場合は、カビ取り剤の表示に書かれた使える素材を先に確認してください。

カビ取り剤を使ったあと、水拭きは必要ですか

別の洗剤を続けて使う予定があるなら必要です。

ジョンソンは、塩素系のあとに別の洗剤を使う場合は必ず水で充分に洗い流してから使うとしています。

単独で終える場合の仕上げ方は製品ごとに違うので、容器の使用方法に従ってください。

100円ショップのカビ取りジェルは床に使えますか

使える場所は製品の表示で決まっていて、浴室のゴムパッキン向けに作られたものもあります。向いている場所と注意点はダイソーのカビ取りジェルの使いどころで解説しています。

作業中に窓を閉め切ってもいいですか

閉め切らないでください。

ジョンソンは換気扇と同時に窓やドアを2か所以上開けると換気の効率が上がるとしています。

寒い時期でも、作業中と乾かしている間は風の通り道を残してください。

まとめ

床のカビ取りは、窓とドアを2か所以上開けて保護眼鏡とゴム手袋を着け、木の面はカビ取り剤、硬い面はエタノールという分け方で、どちらも擦らずに拭き取る流れが基本になります。塩素系は単独で使い、クエン酸や食酢と同じ場所で続けないこと、巾木の立ち上がりにはスプレーせず塗って付けることが、あとから取り返しのつかない失敗を避ける条件です。

拭き取っても同じ場所に出るなら、湿気の集まり方そのものを見直す番です。ぜひ本記事の手順と道具のリスト、除湿剤の有効期間を目安にした見直しの間隔を参考に、お使いの床材の表示を確かめてから始めてください。

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