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日除けシェードの選び方|サイズ・遮光率・取り付け場所

日除けシェードの選び方|サイズ・遮光率・取り付け場所

売り場のシェードは、同じような四角い生地なのに「サンシェード」「クールシェード」「日除けシェード」と名前がばらばらで、写真からは違いが分かりません。

選び分けの手がかりになるのは、生地の織り方と、四隅の取り付け部の作りです。

たとえばタカショーのクールシェード(エアー)はポリエチレン素材で、紫外線遮断率は約85%と公表されており、アルミハトメとポールポケットが付いています。

この2つを読めるようになると、候補はかなり絞れます。

逆にサイズだけを見て買うと、吊る場所が足りない、風でばたつく、そもそも窓の外に固定できないという行き止まりに当たります。

本記事では、窓の外に吊れるかどうかの判断・素材ごとの向き不向き・取り付け点から決めるサイズの出し方を解説します。

すまいの四季 編集部

結露・すきま風・凍結・雪・雑草・虫・暑さ・台風まで、季節ごとの住まいの困りごとを市販のグッズで手当てする方法をまとめています。製品の仕様はメーカー公式と公的機関の情報で確認し、確認時点を添えて掲載しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

シェードは窓の外に吊れるかどうかで候補が変わります

最初に決めるのは、生地の種類ではなく設置場所です。

室内側のカーテンはガラスを通った日射を部屋の中で受け止めますが、外付けのシェードはガラスに当たる前に日射を遮る位置にあります。

同じ「日除け」と呼ばれていても、日射を止める場所が窓の内か外かで役割が別になります。

そのうえで、外に吊れない家は珍しくありません。隣家との距離が近くて生地が越境する、面格子や手すりに固定できる箇所がない、外壁にビスを打てない賃貸である、上階のため落下したときの危険が大きい、といった条件があると外付けは選べません。

外に出せない場合は、室内側で組み立てるほうが現実的です。

カーテン側で対処するなら遮熱カーテンとレースの重ね方で解説していますし、窓そのものに手を入れる方向なら遮熱フィルムと断熱フィルムの違いで対応ガラスの制約まで解説しています。

外付けか室内側かを決めないまま生地を比べても、条件が違うものを並べることになります。

素材と織り方で、風の通りと見え方が変わります

外付けが可能だと分かったら、次に見るのが生地です。市販品はおおまかに3タイプに分かれ、どれを選ぶかで風の抜け方と視線の遮り方が変わります。

ポリエチレンのメッシュタイプ

タカショーのクールシェードのように、ポリエチレンの糸を編んだ目の粗い生地です。

糸の隙間が空いているので風が抜けやすく、大きなサイズでも面で風を受け止めにくい作りになっています。

紫外線遮断率約85%(エアー)という公表値は、生地を通る光を完全に止めるものではありません。

日中は外がうっすら見え、その代わり室内も外から見えにくくなる、という程度の透け方になります。

目の詰まった生地のタイプ

織りが密な生地は日射を遮る面積が大きくなりますが、その代償として風をはらみます。

ベランダの手すりと壁の間のような、四方をしっかり固定できる場所でないと、あおられて金具ごと外れることがあります。

雨で水を含むと重くなる点も、メッシュタイプとの違いです。

すだれ・よしずという別の選択肢

竹やヨシを編んだすだれは、窓の外に立てかけるか上から吊るして使います。

生地のシェードと違って巻き上げが簡単で、和室や縁側との相性も良いです。

掛け方と向く窓の条件はすだれの選び方と掛け方で解説しています。

ハトメ・ポールポケットという表記は、取り付け方法の指定です

通販の仕様欄にある「アルミハトメ」「ポールポケット」は、飾りの名前ではなく固定方法の説明です。

ハトメは生地の穴を金属で補強した部分で、ここに紐やカラビナ、フックを通して吊ります。

アルミ製だと屋外で錆びにくく、紐を通したまま雨に当たる使い方に向きます。

ポールポケットは、生地の端が袋状に縫われていて棒を通せる部分です。

物干し竿や突っ張り棒を通して面で支えられるので、ハトメ1点に紐を集める吊り方よりも生地の引っ張られ方が分散します。

上端をポールポケット、下端をハトメで手すりに結ぶといった組み合わせもできます。

どちらが付いているかで、必要な金具が変わります。

ハトメだけの製品を買ってから「竿に通したい」と気づいても後から袋縫いは作れません。

外壁に穴を開けずに固定点を作る方法はサンシェードの取り付けアイデアで解説しているので、固定点が足りない窓ではそちらを先に読んでから生地を選ぶほうが無駄になりません。

タイプ別に見るシェードの向き・不向き

タイプ作りの特徴向いている人向かない人
ポリエチレンのメッシュ編み目に隙間があり風が抜ける。ハトメやポールポケット付きの製品が多いベランダや2階の窓に大きめのサイズを吊りたい人外からの視線を完全に遮りたい人
目の詰まった生地織りが密で日射を遮る面積が大きい。風を受け止めやすく、濡れると重い四隅をしっかり固定できる1階の窓や、テラスの日陰を作りたい人固定点が2か所しかない窓、風の強い立地の人
すだれ・よしず竹やヨシを編んだもの。巻き上げや立てかけで使う使う時間帯だけ下ろしたい人、和室や縁側の窓窓の外に立てかける足場がない高層階の人

表のどこに自分が当てはまるか迷うときは、固定点の数から逆算してください。上端2か所と下端2か所の計4点を取れるならどのタイプでも候補になりますが、上端しか取れない窓ではメッシュタイプが無理のない選択になります。

シェードのサイズは窓寸法ではなく取り付け点の間隔で決めます

採寸でつまずくのは、窓の幅と高さだけを測ってしまう場合です。

シェードは窓枠に収めるものではなく、上の固定点から下の固定点まで斜めに張るものなので、必要な寸法は「上の2点の間隔」と「上の点から下の点までの距離」になります。

窓の高さより長い生地が必要になる窓もあれば、斜めに張るぶん窓より短い寸法で足りる窓もあります。

測るときは、先に固定したい場所にマスキングテープで印を付け、メジャーで印と印の間を測ってください。

生地の寸法がぴったりでは張れないので、紐やフックで調整する余裕を見込みます。

逆に生地が長すぎると、余りを畳んで束ねることになり、その部分に雨水や落ち葉が溜まります。

幅は、窓の幅より左右に少し広いほうが朝夕の斜めの日射を遮れますが、広げるほど風を受ける面積も増えます。隣家の窓やエアコンの室外機の吹き出し口にかからない範囲で、というのが実際の上限になります。

「大きめを買えば安心」という選び方で失敗します

いちばん多い買い間違いは、迷った結果ワンサイズ上を選ぶことです。

面積が増えれば受ける風も増え、固定点にかかる力も強くなります。

ハトメ1か所に集まった力で生地が裂けたり、吸盤やフックが外れて生地ごと落ちたりするのは、風の強い日に起きます。

次に多いのが、避難経路や設備をふさぐ配置です。

ベランダの避難ハッチや隔て板の前に生地が垂れる、室外機を覆ってしまう、窓の開閉ができなくなる、といった形で後から気づきます。

取り付け前に、下ろした状態で人が通れるかを確かめてください。

強風時に取り外すか巻き上げるかを決めておくことも、選ぶ段階の判断に含まれます。

毎回外す前提なら、ハトメに紐を結ぶのではなくカラビナで着脱できる形にしておくほうが手間が少ないです。

ベランダ特有の固定と風対策はベランダのサンシェードの付け方で解説しています。

夏が終わったシェードは、洗って乾かしてから畳みます

翌シーズンも使えるかどうかは、しまい方でかなり変わります。

外に吊っていた生地には砂ぼこりや花粉、鳥の汚れが付いていて、そのまま畳むとカビや変色の原因になります。

水洗いできるかどうかは素材と製品表示によるので、洗う前に表示を確かめてください。

乾かさずにビニール袋へ入れるのは避けます。

生地そのものは、紫外線と風で少しずつ劣化します。

何シーズン使えるかは屋外の条件で変わるので、翌年に出したときにハトメ周りの糸のほつれと、金具の錆を見てください。

ほつれが始まっている箇所は、風の強い日にそこから裂けます。

シェード以外の手も含めて夏の窓対策を組み直すなら、窓の暑さ対策の使い分けで外付け・室内側・ガラス面の3方向をまとめて解説しています。

よくある質問

賃貸でもシェードは付けられますか

外壁にビスを打つ固定は原状回復の対象になるため、管理会社や大家への確認が必要です。

ビスを使わずに手すりやサッシ枠を利用する固定具もあるので、穴を開けない方法から検討してください。

ベランダが避難経路に指定されている物件では、置き方そのものに制限があることもあります。

車のサンシェードを家の窓に使えますか

用途が違うため流用は勧めません。

車用はフロントガラスやサイドガラスの形と大きさに合わせた作りで、屋外で長期間吊り続ける想定にはなっていません。

車側の選び分けは車のサンシェードの選び方で解説しています。

メッシュのシェードでも外から室内は見えませんか

目の粗さと明るさの差で変わります。

日中は外のほうが明るいため室内は見えにくくなりますが、夜に室内の照明を付けると逆になり、シルエットが見えることがあります。

視線を確実に遮りたい窓では、室内側のカーテンと併用してください。

雨に濡れたまま吊っておいても大丈夫ですか

屋外用として売られているものなら濡れること自体は想定内ですが、濡れた状態が続くと汚れが定着しやすくなります。目の詰まった生地は水を含んで重くなり、固定点への負担も増えるので、台風や長雨の前には外すか巻き上げてください。

まとめ

シェード選びは、窓の外に吊れるかどうかを決め、取れる固定点の数を数えてから生地のタイプに進むと迷いません。

メッシュは風が抜けるかわりに透け、目の詰まった生地は日射を遮る面積が大きいかわりに風と重さの負担が増えます。

寸法は窓のサイズではなく、上の固定点と下の固定点の間隔で出してください。

ぜひ本記事のタイプ別比較表と採寸の考え方を参考に、ご自宅の窓で取れる固定点を数えてから、サイズと生地を決めてください。

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